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しつけをするのも親のつとめ

女の子が初潮を迎えると、昔は虚空蔵菩薩を祓っている寺にお参りして、女性として必要な知恵を授けてもらう慣習がありました。これは、成人するまで無事に貞節を守り通せるようにという祈願でもあり、現在でもこの慣習が残っている地方があります。このごろは、男女を区別することも差別につながるとされる時代ですが、初潮を迎えたころは、体は一人前になったとはいえ、精神的には未熟です。心や体が傷つくことのないよう、女性としての自覚を持つことを教えるのは、時代の変化にかかわらず女の子を持つ親のつとめといえるでしょう。家庭のなかで性教育をする機会をつくることもたいせつな役割。女の子が初潮を迎えたら、赤飯を炊いて、家族全員で祝ってあげたいものです。そして、兄や弟がいれば、今までのように男女の区別のなかった子どものときとは違う、ということを教えます。また、この日を機会に家族全員で性について語り合うのも意義深いものです。このごろのように性に関する情報がはんらんし、性犯罪も増加している時代には、家庭での性教育が特に重要です。

これからは、ペアーマナーを身につける時代

戦後は、男性は家庭を犠牲にしながら、がむしゃらに働いてきたといわれています。その結果、経済的に繁栄した現在の日本があるのは確かです。日本という国全体が豊かになり、生活に少し余裕が出てきて海外旅行が身近になり、国内旅行でも熟年夫婦をターゲットにしたJRのフルムーソキャソペーソなどが盛んになりました。でも、ペアで行動する習慣が身についていないから、何をどうしたらいいのか、その基準がよくわかっていないというのが現実なのかもしれません。自分自身の反省も含めてですが、女性を誰かに紹介しなくてはいけないとき、スマートにできる日本男性は、少ないようにお見受けしております。たとえ後ろめたさや邪な気持ちがなくてもです。そして、裏を返せば女性のほうも、紹介されるのが上手ではないようです。つまり、お互いにぎこちなさがあるのです。夫は自分の妻をどう紹介するか、そして妻は夫に対してどのような態度で、どのように振る舞うかということは、日本では正しく理解されていないようです。もし女性側に、いまだに「三歩下がって影を踏まず」というような発想が残っているとしたら、それは本当は逆なのではないでしょうか。アメリカのクリントン大統領夫人、ヒラリーさんのファーストレディぶりが注目されていますが、それに比べると日本はじつに対照的です。日本においては、海外生活の経験が豊富な雅子様が皇室に入られ、今後のご活躍が期待されます。女性の役割や行動についての、私たち日本人の考え方も、これから大きく変わっていくかもしれません。

社内パーティーに出席するときは

最近は、プライベートなパーティーのほかに会社関係のオフィシャルなパーティーもあり、特に大企業ではクリスマスパーティーばかりでなく、新年会、忘年会、新入社員歓迎会などもパーティー形式で行うことが多いようです。中には強制的に参加させられるパーティーもありますが、参加不参加は本人の自由という場合、「同じ職場の人とじゃ楽しめない」とばかりに参加しない人もいます。しかし、社員親睦のための行事ですから、積極的に参加したほうがいいでしょう。人間関係を築くというのは、社会人としての基本中の基本なのです。とはいっても、お酒をしこたま飲んでハシャギ回るのは、逆効果。周りの人のひんしゅくを買ってしまいます。確かに楽しまなければパーティーではありませんが、あくまで社内行事の一つという自覚を持つこと。